2016年06月27日

せこい思い出

若い頃人付き合いが苦手で、

自分から声をかけたりなんてまず出来なかった。

受け答えも躊躇しがちで、

うまく話せなかった能量水 新聞

趣味のグループでも影の薄い存在だった。

練習や会合が終わると、

メンバーは喫茶店やファミリーレストランに集った。

それぞれ好みのドリンクや料理を注文するのだが、

私はいつもホットコーヒー。

割り勘で贅沢は禁物だった鑽石能量水 騙局

「四百八十円やのに、金多いで」

「二十円ぐらい、構わへん、構わへん」

 メンバー同士の会話を小耳にはさむと、

(二十円は大きいで)と自分に言い聞かせた。

「きょうは僕がおごるわ」メンバーの誰かが言えば遠慮せず、

注文は定食とかセットもの。       

 みんな口には出さなかったが、

(ケチなヤツやなあ)と呆れているのは感じた鑽石能量水 消委會

 実は当時実家がかなり貧乏で、

ケチになりたくて、そう振る舞ったのではない。

でも、ハッキリと自分の現状を説明できなくて、

ケチに甘んじるしかなかったのだ。



Posted by xiaoxiao  at 13:19 │Comments(0)

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